白金台The1000



PROJECT NAME

白金台The1000


YEAR/CATEGORY

2001 年 / COMMERCIAL ( 商業施設 )


ARCHITECT

西森陸雄、大橋渉(OB)


PROJECT DETAILS:

白金の森の東側、住宅街の隙間に残された細長い敷地にたつテナントビル。南面は0.3mmの厚さにスライスした天然木の突板をサンドイッチしたガラスのカーテンウォールで覆われている。隣地とのプライバシーを確保しつつ、壁一杯の光を内部に採り入れることを可能とし、かつ建物と共に年を重ねて変化してゆく自然の素材を外壁に使うことを試みた。どんな樹種にするか、どうやって大盤のサンドイッチガラスを作るか、試行錯誤の上たどり着いた結果である。高さ5m、巾11m、樹齢数百年の霧島杉の突板を挟んだガラスのファサードは、昼間は年輪を透かした日光を室内に取り込み、夜は内部の光を受けて柔らかな光を街並に映し出している。


PHOTOGRAPH

撮影:古館 克明 (Furudate Katsuaki)





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